2006年03月15日(水) パリの坂の上商店街

さて今日は、私達の住むアパートの近くにあるサン ジャック通り(rue Saint Jacques)の、坂の上に軒を連ねるお店をご紹介。

1枚めの写真は、お肉屋さん。
牛、豚、鶏はもちろんのこと、日本ではあまり見かけることのない様々なお肉が並んでいます(あえて文字にはいたしませんが…)。

2枚めの写真は、そのお隣りにある八百屋さん。
たくさんの野菜や果物の他、きのこや木の実なども並んでいます。
先日、店先で苺や白アスパラガスを見て、春の訪れを感じました。

3枚めの写真は、お惣菜屋さん。
ここはお薦め。
いわゆるフランス料理なら街中のレストランで食べることができますが、フランスの家庭料理はなかなか食べることができないもの。
このお店に並んでいるお惣菜は、フランスの「母の手料理」のような感じです(事実、おばあちゃんと数人の女性がお店を切り盛りしています)。
また、プリンやクラフティなど、手作りのお菓子もありますよ。

この他にも、パン屋さんに酒屋さん、チーズ屋さんなどが軒を連ねていて、パリの日常に欠かすことのできない食べ物は一通り揃えることができます。
こんなに小さな商店街(?)だけど、いつも前を通るのが楽しくって♪

フランス パリ 商店街
お肉屋さんを覗くと、日本との食文化の違いを感じます。
日本では見かけないもの、何のお肉か判らないものも…。

フランス パリ 商店街
八百屋さんを覗くと、季節の移り変わりを感じます。
これからは、アスパラガスや白アスパラガスの季節。
アスパラガスは、フランスに春の訪れを告げる食べ物。

フランス パリ 商店街
ここのお惣菜屋さんを覗くと、いつも空腹を感じます。
飾らない、普段のフランスの味。
日本の皆さんが本当に食べてみたいのは、こういうお味なのでは?