2006年03月06日(月) 黄金の丘、黄金の山

昨日、マルシェでチーズを買ったのは、美味しそうなワインをいただいたから。
フランスのブルゴーニュ地方、黄金の丘(Cote d'Or:コート ドール)と呼ばれる産地で造られたワインです。

ワインと一緒に楽しんだのは、黄金の山(Mont d'Or:モン ドール)と呼ばれる冬季限定のチーズ。
木箱から出さぬまま、スプーンですくっていただきました。

黄金の丘と黄金の山を一緒に楽しむことが出来るなんて、何だかとっても贅沢な気分♪
今晩は、黄金の国(JIPANGU:ジパング:日本)の夢でも見るのかな?

ところで、ワインと一緒にチーズを楽しむのは、日本ならでは…。
フランスでは、ワインとチーズを一緒にいただくことは、まずありません。
お友達の家で夕ご飯をご馳走になっても、また、街中のワインバーで1杯やっても、はたまた、レストランでコース料理をいただいても、ワインとチーズが同時に出されることは、まずないのです。

日本にいた頃には「ワインと言えばチーズ」がお決まりでしたが、今になって思えば、なぜ日本では「ワインと言えばチーズ」になったのでしょうか?

フランス パリ ワイン チーズ
黄金の丘で造られたワイン。
ブルゴーニュ、ピノ ノワールのマグナム(1.5リットル瓶)。

フランス パリ ワイン チーズ
黄金の山と呼ばれるチーズ。
曲げわっぱのような木箱の中に、チーズが入っています。
木箱とチーズの隙間にカビが生えていたりして…(美味!)。

フランス パリ ワイン チーズ
ロケット(roquette:ルッコラ)とマッシュルームも酒の肴に。
ロケットは、よく洗って水を切るだけ。
マッシュルームは、水で洗わず生のまま。
どちらも、フルール ド セル(fleur de sel:塩の花)を付けていただきます。