2006年02月14日(火) 目標、1分!

今日は、小切手のお話。
日本にいた頃には小切手なんて使ったこともありませんでしたが、ここフランスでは日常的に使います。

しかし、この小切手、僕にとっては1枚切るのも大仕事…。
それは、支払う金額を算用数字とフランス語の文字の両方で書かなくてはならないからです。

フランス語の数字の表現方法(数字を文字で書く時の書き方)は変わっていて、70と書く時には「60と10」と書き、また、80と書く時には「4つの20」と書き、さらに、90と書く時には「4つの20と10」と書きます(フランス語を学んだことがお有りの方なら、ご存じのはず…)。

いまだにその書き方に慣れない僕は、小切手帳と一緒に日本で買ったフランス語の入門書を持って歩き、小切手を切るたびに入門書を開いて数字の書き方を確認することに…。
サラサラ~と書いてパッと切ったらカッコイイけれど、お恥ずかしい話、いまは1枚切るのに3分くらいかかるかな…。

フランス パリ 小切手
フランス、クレディ リヨネ銀行の小切手。
小切手の中央にある横長の記入欄には支払う金額をフランス語の文字で書き、また、右側にあるユーロのマークの記入欄には算用数字で書きます。