2005年12月24日(土) ヴェイユ ド ノエル
今日は、ヴェイユ ド ノエル(Veille de noel:クリスマス イブ)。
夕方、少し早めに仕事を切り上げて、近くの商店街にお買い物に行きました。
そして、ノエルのご馳走やケーキ、シャンパンなどを買いました。
私にとっては、パリで過ごす初めてのノエル。
見よう見まねでご馳走を用意した後、ノートルダム寺院のミサに出かけることに。
私達が参加したのは午後8時からの国際ミサ、そして午後10時からのスペクタクル(ノエルにちなんだ短編映画や合唱など)。
ミサに参加すること自体が初めてで、どのように振舞ったら良いのか解かりませんでしたが、ミサが終わる頃にはとても幸せな気持ちに包まれました。
ミサの後、自宅に戻ってノエルのご馳走を食べました。
シャンパンで乾杯し、新鮮な生牡蠣や海胆、田舎風のパテに舌鼓をうち、デザートにはビュッシュ ド ノエル(buche de Noel:丸太の形をしたフランスのクリスマスのケーキ)を楽しみました。
なお、フランスのノエルは、想像していた以上に静か…。
フランス人にとってのノエルとは、恋人とデートをする日ではなく、また、友達と飲んで騒ぐ日でもないようです。
普段は離れ離れになっている家族が集まって、一緒にご馳走を食べ、楽しく語らい、そしてゆっくりと過ごす、いわば家族の日のようなもの。
ちょうど、日本のお正月のような感じです。
フランス パリのノートルダム寺院。
ヴェイユ ド ノエルの夜に。
ノートルダム寺院、ヴェイユ ド ノエルのミサ。
心洗われる、本当に厳かな雰囲気。
フランスのノエルの飾り、クレッシュ(creche)。
土人形などを用いて、キリストが誕生した場面を再現したもの。
フランスでは、ノエルのご馳走に牡蠣や海胆をいただきます。
また、乾杯はシャンパンで。
フランスのクリスマスのケーキ、ビュッシュ ド ノエル。
文字通り、そして見た目通り、クリスマスの丸太。