2005年06月28日(火) パリのキッチン
今日ご紹介するのは、パリに住む友人宅のキッチン。
若い2人が暮らす、小さくて可愛らしいお家のキッチンです。
ここのお家は1階と地下からなっていて、1階から地下へと降りる急な階段(写真内の右側のオレンジ色の部分)の下がキッチンになっています。
シンク(流し)の上には手作りのカラフルな棚が何段も取り付けられていて、小さな食器や調理器具、調味料などがところ狭しと並べられています。
きれいに片付けられているわけではないけれど(失礼!)、見苦しくないのが不思議です。
無造作に置かれた水切りかごやカフェオレボウル、トーション(torchon:布巾)なども、蚤の市で見つけてきたようなものばかり。
日本においてフランス製と言うと、食器にしても何にしても高級品というイメージがありますが、フランスの若者達はあまり贅沢をしていないようです。
さらに、キッチンそのものや食器棚も手作りだったりして、いろいろと工夫しながら素敵な空間を作り上げ、暮らしを楽しんでいるようでした。
パリの友人宅のキッチン。
決して豪華ではなく、また、お世辞にもきれいとは言えないけれど、とても可愛い。