2004年07月22日(木) 扉に歴史あり
パリの街を歩いていると、さまざまな扉を目にします。
回転ドアや自動ドアなどの新しい扉もありますが、今日は、木製の古い扉のお話…。
特に目を引くのは、大きくて、厚くて、ずっしりと重そうな扉。
そして、時の流れを感じさせるような扉です。
中には、手の込んだ彫刻が施されている扉や、美しいノブが付いている扉もあります。
そして、そんな扉の前を通るたびに、足を止めて写真に収めたり、彫刻やノブの作りを眺めたり、そっと手を触れたりするのです。
そんな僕の姿を見て道往く人は不思議そうな顔をしますが、ここパリでは、街中の扉1枚からも時の流れを感じることが出来ます。
パリ、とあるアパルトマンの扉。