2004年07月04日(日) 日曜日のマルシェ

午前中、野菜や果物を買いにマルシェに出かけました。

マルシェの中にある広場でのこと…。
赤いワンピースに白いカーディガンを着た小さな女の子(4歳くらい?)が、元気に走り回っていました。
お父さんの足に絡みついたり、声を上げながら鳩を追いかけたり。
ご両親と一緒にマルシェに来たのでしょう、いかにも休日らしい、微笑ましい光景でした。

しかし、そんな幸せそうな光景ばかりではありません…。
広場の端の方には、立ったままお花を売る女の子(6歳くらい?)が1人。
どこを見るでもなく、「お花はいりませんか?」という彼女の小さな声は、マルシェの雑踏に掻き消されていました。

今日は、曇り空の肌寒い1日。
昼前には小雨も降り出しました。
私達がマルシェを1回りして先程の広場まで戻ってきたら、もう女の子の姿はありませんでした。
悲しいけれど、これもフランス パリの現実です。

フランス パリ 朝市 マルシェ
パリのマルシェにて。