496 十人十曲
皆さまはJR東海のテレビCM「そうだ 京都、行こう」をご存知でしょうか。
映画、サウンド オブ ミュージック(The Sound of Music)の中で、マリア(ジュリー アンドリュース:Julie ANDREWS)が唄ったマイ フェイバリット シングズ(My Favorite Things)という曲とともに、京都の美しい四季を映すCMです。
ところで、いま僕は、1つの曲を探しています。
それは、「そうだ 京都、行こう」のCMで使われている曲のように、ここ、パリの街のイメージにピッタリとくる1曲です。
日本に住んでいた頃、テレビ番組やCMなどでパリの街が映し出される時、そこに流れる曲と言えば、なぜかアコーディオンが奏でる曲が多かったり、若き日のダニエル ビダル(Daniele VIDAL)が唄うオー シャンゼリゼ(Les Champs Elysees)だったりしたものですが、実際にこの街に住んでみると、あまりシックリきません…。
いえ、少なくとも、今のパリには合わないような気がします。
ましてや、フランク シナトラ(Frank SINATRA)のアイ ラブ パリス(I love Paris)でもなければ、ジャネット ジャクソン(Janet JACKSON)のカム バック トゥ ミー(Come back to me)でもありません。
皆さまは、どんな曲がパリの街に似合う思いますか?
もちろんこのことは、1人1人の心の中にあるパリへの想いや受け止め方にも関わると思いますので、まさに十人十色ならぬ十人十曲なのでしょう。
なお、どんな曲がパリの街に似合うのかを探している中で、偶然に見つけた動画を2つ、ご紹介したいと思います。
それぞれの作者の方は、きっとこの感じがパリに似合うと(パリのイメージだと)お考えになったのでしょう。
1つめの動画は「24 Hours in... Paris」。
これは、現在のパリそのもの。
私達家族が住んでいるアパートの、すぐ近くにある八百屋さんや魚屋さん、お肉屋さんなども映っていて、とても親近感があります。
2つめは「Tribute to Paris」。
「パリへの賛辞」と題されているだけあって、作者の方の並々ならぬパリへの想いが感じられる1本です。
なお、もし僕がパリの街を映した動画を作るのなら、是非、使わせていただきたいと思っているのがこの1曲。
日本のピアニスト、西村 由紀江さんの「琥珀色の風景から」です。
難しいことは申せませんが、曲全体に深みがあって、僕は大好きです。
●JR東海 テレビCM そうだ 京都、行こう
●ジュリー アンドリュース My Favorite Things
●フランク シナトラ I love Paris
●ジャネット ジャクソン Come back to me
●24 Hours in... Paris(パリの24時間)
●Tribute to Paris(パリへの賛辞)