469 しっとり感…
先日、4年ぶりに日本に帰国して、日本とフランスとの違いについていろいろと思うことがありました。
難しい話は抜きにして、今日はその中から1つだけお話したいと思います。
それは、日本の湿度の高さを、あらためて実感したこと。
成田空港に到着し、飛行機を降りた途端に、日本の湿度の高さに驚きました。
季節はすでに秋ですので「蒸し暑い」ということはありませんでしたが、しかし、全身にシットリと汗をかいたような感じがしました。
空港まで迎えに来てくれた義理の母や義理の妹に、「今日は湿度が高いですね?」と言ったら、「えっ?」という顔をしていました。
日本に住んでいた頃には、秋と言えばすがすがしく、とても過ごし易い季節だと思っていたので、先日、成田空港で体験したあの湿度には、とても驚きました。
もしかしたら、いつも乾いたパリにいる間に、湿度に対する身体の感覚が少し変ってしまったのかも知れません。
なお、約3週間の日本滞在中に湿度計をたびたび見ていましたが、おおよそ65~70%くらいの日が多かったようです。
一方、パリの我が家にある湿度計は、いつも35~40%くらいを指しています。
さらに、一般に日本とフランスとの湿度の違いから…
- 楽器の奏でる音が違って聞こえる
- フランスの家具を日本に持って行くと木が暴れる(逆も?)
- フランスでは洗濯物がすぐに乾く
…などと言われることがありますが、いずれもその通りなのだろうと、あらためて思いました。