414 初めての飛行機の旅
凪さんが生まれて5か月になった日、初めて飛行機に乗りました。
今日は、その時の様子を少しだけお伝えしたいと思います。
私達が乗ったのは、パリのシャルル ド ゴール空港を20時に出発し、翌日の14時過ぎに成田空港に到着する全日空の206便。
赤ちゃん連れということもあり、座席は目の前が壁になっている場所になり、また、お隣りの席も同じく日本に里帰りをするという赤ちゃん連れのママさんでした。
目の前の壁に取り付ける赤ちゃん用のベッド(バシネット:bassinet)は2人分の座席の幅を取ってしまうのですが、今回は少しだけ空席があったことや、乗務員さんのご配慮もあって、ゆったりとスペースを使わせていただくことができました。
なお、離陸の際はママだけがベルトをつけ、赤ちゃんはしっかりと胸に抱きます。
そして飛行機が水平飛行に入ると、乗務員さんが赤ちゃん用のベッドを壁に取り付けてくださいます。
さらに、希望すれば赤ちゃん用の食事も用意してくださるそうです。
また、機内のいくつかのお手洗いの中には、おむつを交換するための台も装備されています。
凪さんは、約12時間に及ぶ飛行時間のうち、機内の照明が落とされたていた4~5時間はベッドの中で眠り、また、照明が点いて目覚めた後の2時間程はベッドの中に座って、おもちゃで遊んで過ごしました。
さらにそれ以外の時間は、私の膝の上に。
時折、「高い高い~」をしてあげると、機内が見渡せるからなのか、とても喜びました。
また私も、お隣りのママさんとおしゃべりをしたり、赤ちゃん同士で遊ばせたり、乗務員さんや周りの乗客の方々にも優しくしていただいて、今までで1番楽しい飛行機での旅になりました。
旅立つ前は、小さな赤ちゃんを連れての長旅は大丈夫なのかや、飛行機の中で赤ちゃんの具合が悪くなったらどうしようなど、心配事も多かったのです…。
そのため、パリでお世話になっている小児科の先生に事前に相談したり、先輩ママさんからアドバイスを貰ったり、インターネットを使って情報を集めたりしました。
そしてたくさんの情報の中から、以下のようなアドバイスがとても役に立ちました。
- 赤ちゃんの体重が10kg未満の場合には、赤ちゃん用のベッドを借りることができるよう、飛行機を予約する際にお願いする。
- 飛行機が離着陸する際には、赤ちゃんの耳の鼓膜が痛くならないよう、おしゃぶりかおっぱいを吸わせる。
- 機内が寒いこともあるので、赤ちゃん用の羽織るものや靴下などを用意する。
- 気圧の変化によって赤ちゃんが飲んだミルクを吐くこともあるが、驚かないこと。
また実際に乗ってみて、夜に出発する便に乗れば、赤ちゃんも眠りやすくて楽なのかも知れないとも思いました。
ところで…、成田空港に降り立つと、まるで洋服を着たままサウナに入ったような蒸し暑さ…。
12時間の飛行よりも、こっちの方が大変だ!?