409 赤ちゃんといっしょ
近所に住むお友達に誘ってもらい、「お母さんと赤ちゃんのための歌の教室」に通ってみました。
ピアノやさまざまな楽器が置かれたアパルトマンの一室で、マリ ロー先生を中心に歌ったり、踊ったり、遊んだりする教室です。
週に1度のこの教室には、生後2か月ほどの赤ちゃんから、3歳くらいまでの子供達と、そのお父さん、お母さんが集まって来ています。
絨毯が敷かれたお部屋の中で靴を脱いで輪になって座り、準備体操と発声練習を行った後、「ボンジュール(Bonjour:こんにちは)!」の歌に合わせて自己紹介。
続いては、先生から配られたプリントの歌詞を見ながら歌ったり、手遊びをして遊んだり、楽器を弾いたり、輪になって踊ったり。
途中、ある親子は授乳をしたり、オムツを替えたり。
また、自分で歩くことのできる子供たちは走り回ったり、かくれんぼをしたり、ピアノを弾いたりと、基本的に何をしていても良い自由な雰囲気。
そして、楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後は「オゥヴォワール(Au Revoir:さようなら)」の歌に合わせておしまいです。
私も、日本語の童謡なら少し聴いただけで一緒に歌うことができると思うのですが、フランス語の童謡は初めて聴く歌ばかり…。
テンポの速い曲ともなると舌が回らず、ほとんどハミングになってしまいます…。
それでも、フランス人の子供達はこうしてフランス語を身につけていくのだな~と思い、私もきちんと歌えるようにと家でも練習しています。
私にとっては凪さんを口実に、基礎から(これ以上の基礎はない?)フランス語を学ぶことのできる貴重な体験になっています。