362 SFの父 ジュール ヴェルヌ
毎週火曜日と木曜日の夜は、フランス語の授業です。
私は相変わらず先生やみんなの会話についていくのが大変で、冷や汗ばかりかいています。
先日の授業でのこと、先生が突然、黒板に「Jules VERNE(ジュール ヴェルヌ)」と書き…
「では、この人について知っていることを言ってください」
…とみんなに質問しました。
同時に配られたプリントを見てみたら、「冒険家か、作家なのかな?」ということは想像できました。
というよりも、半年前の授業で偶然にも同じ内容のテキストを使ったことがあったので、その時の記憶がかすかに残っていたのです。
Aさん「19世紀の作家です」
Bさん「フランス人の小説家です」
Cさん「冒険や旅行についての物語を書いた人です」
…と、みんなジュール ヴェルヌについては知っている様子。
単語とか、文法とか、発音など、教科書に載っているようなことだけではなく、フランスの歴史とか、文化とか、ニュースなど、生活のベースになっているような事柄についても知っていることが、フランス語を理解するのに必要なのだなぁ~と、つくづく感じた瞬間でした。
自宅に戻ってインターネットで調べてみたら、私も小学生の頃に、日本語に翻訳された本を読んだことがあったと分かったのですが、ジュール ヴェルヌと聞いてもピンとこなかったし、また、20年以上も前に読んだ本の内容は、ほとんど忘れてしまっていました…。
皆さんは、ご存知でしたか?
●ジュール ヴェルヌ(Jules VERNE)
フランス、ナント生まれの冒険作家、小説家。
SF(サイエンスフィクション)の父と呼ばれ、「十五少年漂流記」や「海底二万里」などが代表作。
宇宙、空、海底などをテーマに書いたものが多く、映像化された作品もある。