309 初めての病院
フランスに来て、初めて病院に行きました。
私は長年、生理不順とひどい生理痛に悩まされています。
先日、知人が評判の良い婦人科の先生を紹介してくれたので、診ていただけることになったのです。
余談ですが、友人の話によると、フランスの女性はお年頃になると「かかりつけの婦人科」があるのだそうです。
そして、フランスでは多くの女性がピルを使っています。
避妊効果もありますが、生理の調子を整えるという意味でも、ごく一般的なことのようです。
一方、私は、フランスに来てから1度も医者にかかったことがありませんでしたので、とても緊張しました。
まずは、電話で予約を取らなければなりません。
フランス語がよく分からない私にとっては、これが第1の壁です。
また、この先生はとても人気があり、予約も常にいっぱいで、現在は初診の患者は受け付けていないとのことでした。
そこで、知人に電話をしてもらい、3か月以上も先の予約(!)をやっと入れることができました。
そして、待ちに待った予約の日、教えられた住所を尋ねてみると、何とそこは普通のアパートのような場所でした。
受付も、待合室も、診察室も、アパートの中の一室という感じ。
いわゆる病院らしい感じはなく、とても優しい雰囲気。少し安心。
先生との会話はフランス語です。
普段は使わないような単語がたくさん出てきますので、内容は完全には理解できませんでしたが、約30分間の初診は無事に終了!
ちなみに、今日の診察料は70ユーロ(約9,100円)。
しかし、所定の用紙に書いて郵送すると、後日、その何割かが戻ってくる仕組みなのだそうです。