267 親の心、ヤキモキ?

9月4日の月曜日、フランスのほとんどの幼稚園や学校で新学期が始まります。
ご存知の方も多いかとは思いますが、フランスは9月から新学年がスタート。
我が家の長女もこの9月から小学1年生になります。
言ってみれば、明日は入学の日なのです。
ランドセルはありませんが、学校に通うための大きなリュックサックも購入しました。
また、幼稚園の先生を通していただいた文具用品のリストも、すべて揃えました。

しかし、記念すべき学校生活第1日目の登校時間を、保護者の誰もが知らされてはいないのです。
しかも、娘の通うことになっている学校は新設校。
昨年までの例というものもありません。
6月、7月頃は「そのうち、お知らせの手紙でも来るだろう…」と思っていたのですが、さすがに8月後半からは気持ちがヤキモキ。
娘の友達のお母さん方に聞いてみても、誰も知らないのです。

さらに、市役所の担当者は夏休み…。
結局、「下の娘の幼稚園の登園時間と同じ頃に行ってみよう」と心に決めたのですが、やはり納得がいきません。
そこで金曜日、娘たちに心の準備もさせたくて、それぞれの学校と幼稚園にお散歩がてら出向いてみました。

すると門の外に掲示板が取り付けられ、そこに始業の時間が記されていたのです。
これで月曜の朝を、スッキリと迎えることができそうです!

ちなみに、入学式も、卒業式もないフランスの学校。
子供たちは第1日目から通常授業。
夕方4時半まで勉強に取り組みます。
昨日まで1日中遊んでいた娘が、机の前でどんな1日を送るのかしら…。
新たなヤキモキが頭をよぎります。