259 白か黒?
パリで知り合った人から、こんな質問を受けました…。
「日本では街を走る車が白と黒ばかりだって聞いたけど、本当?」
「えっ? そんなことないと思いますよ」
…と言ってはみたものの、実際に、日本における自動車の登録台数に関する統計資料を調べてみたら、何と、約7割が白なのだとか!?
それに続いて、黒や紺が多いそうです。
なるほど、これなら「日本の車は白と黒ばかり…」と思われても仕方がありません。
皆さまのお車の色はいかがですか?
それなら、パリの街を走る車の色はどうなのだろうかと、先程アパートの外に出て、路上に駐車してある車を調べてみました。
その結果…
- グレー:8台
- シルバー:6台
- 青:5台
- 緑:3台
- 黒:2台
- 茶:1台
- ピンク:1台
- 白:1台
白い車が少ないことに、あらためてビックリ!
日本との違いは、どこからくるのでしょうか…。
やはり日本では、白という色が持つイメージ(対外的に与える印象)が大きいのかも知れません。
白と言えば、上品、清らか、清廉など。
一方フランスでは、トリコロールと呼ばれる青、白、赤の三色旗において、青は自由、白は平等、赤は博愛を表わすと言われますから、白は平等?
いいえ、本当は、日本人ほど車を洗わないフランスの人たちですから、白や黒の車だと汚れが目立つということなのかな…?