211 ~してはいけません!
皆さんは子供の頃、「~してはいけません!」と言われたことは、ありませんでしたか?
「好き嫌いはいけません!」とか、「道草してはいけません!」とか、「夜更ししてはいけません!」などなど…。
先日、フランスの幼稚園で言われている「~してはいけません!」というお話を伺いましたので、今日はそのことをご紹介したいと思います。
1つめは、「傘を差してはいけません!」。
傘の先が尖っていたり、金属製の骨でできていたりするので、小さな子供には危ないというのがその理由のようです。
そのため、雨の日にはカッパを着て登園するのだとか。
パリの街中では、小さな子供が可愛らしい雨ガッパを着て、お父さん、お母さんに手を引かれて歩く姿を良くみかけます(これが、ホントに可愛らしいのです!)。
また、子供の頃に言われたこの教えがしっかり身に付いているせいか、大人になっても雨の日に傘を差さないパリジャン、パリジェンヌが多いこと!
少しくらいの雨ならもちろんのこと、髪の毛からポタポタと雫を垂らして歩く人もいるくらい…。
2つめは、「マフラーをしてはいけません!」。
何かの拍子に首が絞まっては危ないので、そう言われているようです。
確かに、そう言われてみると小さな子供がマフラーをしているところを見たことがないような気がします。
しかし、どうしたことでしょう。
この時期、パリの街中には格好良くマフラーをしているパリジャン、パリジェンヌがたくさん。
なぜか、この教えは身に付かなかったようです(?)。
ところで、日本の幼稚園ではいかがなのでしょうか?