205 これがフレンチ スタイル?
さて今日は、パリの街中にあるカフェやレストランでのお話。
食事をしたり、お茶を飲んだりしている時に、日本人の私にはちょっとビックリする光景を目にすることがあります。
それは、お客さんが帰った後のテーブルの片づけ方。
日本なら、お皿やグラスなどをさげた後、濡れたふきんなどでテーブルの上を拭くと思いますが、ここパリでよく使われているのがスポンジ。
お台所で食器を洗う時に使う、あのスポンジです。
パン屑が落ちていたり、水滴で濡れていたりするテーブルの上を、給仕さんがスポンジでササッ!と拭いて、はい、出来上がり(お店によっても異なりますが…)。
また、汚れがひどい時には、洗剤(?)の入ったハンド スプレーを持ってきてシュッ!とひと吹きし、スポンジでグルグルッ!と拭いて、はい、おしまい(ええっ! それで終わり?)。
しかし、このスポンジ、カフェやレストランだけでなく、一般のご家庭でも使われているようです。
先日、友人宅で夕ご飯を一緒に作って食べた時のこと。
食事の支度や後片づけの時などに、ごくごく自然にスポンジが使われていました。
「ところ変われば、品変わる」というけれど、これがフレンチ スタイル?