182 私は知らないわ~

先日、街中に設置されている現金自動預け払い機でお金を下ろそうとした時のこと。
現金が出てくる口にお札が詰まってしまい、お金を受け取ることが出来ませんでした。
すぐ隣りにあるドアから銀行の中に入り…

「今、そこの機械でお金を下ろそうとしたら、お金が出てきませんでした」

…と係りの女性に伝えると…

「すぐにはどうにもならないわよ」

…とのお答え。

「えっ? だってそこの機械で、たった今ですよ!」

…と言う私に…

「私は知らないわ、だってその場を見ていないんですもの。とにかく、明日来てください」

「それなら、機械の動作記録だけでも見てください」

とお願いし、手元にあったコンピューターからその記録を見てもらい、紙に印刷してもらって帰りました。

翌日、もう一度銀行に行ってみると…

「あ~、まだ分からないわ。そうね、今日が木曜日だから~、来週にでも来てもらえます?」

…と軽くあしらわれ…。
これでは、いつになったらお金を返してもらえるのか分かりません。

「すみませんが、今ここでお金を返すか、そうでなければ、いつになったらお金を返してもらえるのかを約束してください!」

…と強く迫ると、その女性はどこかに電話をし、誰かに相談している様子。
そして電話を終えた後に…

「分かりました。じゃ、明日来てください」

…とのお返事。

「念のため、そのことを一筆書いていただけますか!?」

…という私に、しぶしぶと紙に書いてくださいました。

そして翌日。
めでたくお金が戻って来たのです。

しかし、上記のようなやり取りの中で、先方の言いなりになっていたら一体どうなったことか…。
「私は知らないわ、だってその場を見ていないんですもの」と言われた時には、もう、久しぶりに、また、思いっきり、頭に血が上りました!