160 プロヴァンスのマルシェ
南仏プロヴァンス(Provence)の小さな田舎町を訪ねる時は、その町や村でマルシェ(朝市)が開かれる日がいいと思います。
普段はひっそりとした町や村も、その日はちょっとだけ賑やかになります。
また、その様子を眺めるだけでも楽しいものですが、地元の方たちに混じってお買い物をすれば、より一層楽しむことが出来ます。
【歩きながら食べる】
- 野菜や果物
新鮮なプチトマトやぶどうなど、歩きながらでも摘まんで南仏の夏を味わうことが出来ます。 - パン
南仏特産のオリーブ入りのパンなど。朝食代わりにおすすめです。 - ジュース
オレンジをその場で絞ってジュースにしてくれるお店を見つけました。とっても美味しかったです!
【近くの公園で食べる】
- パエリア
直径2メートルはありそうな大きなお鍋(フライパン?)から美味しそうな香りが漂います。サフラン ライスに海老やムール貝、いかなどのシーフードがたっぷり。ボリュームも満点。
【ホテルの部屋で食べる】
- 地酒
旅をするならその土地のワインを味わいたいもの。そのワインが作られた畑や丘を見渡しながら飲む味は格別。ワインと一緒に並んでいたメロンのお酒も甘くて美味しかったです。 - チーズ
南仏の特産はヤギのチーズ。ぜひ地元のワインと一緒にお試しください。 - お惣菜
テイクアウトでいただけるタルトやキッシュ、テリーヌなどがおすすめです。また、冷たい蟹のサラダが美味しかったです。手のひらより小さな蟹の甲羅に入っていました。さらに、トリュフの入ったのパテや、マルセイユの名産いわしのオリーブ オイル漬けも美味でした。 - メロン
フランスで一番美味しいと言われるメロンの産地、カヴァイヨンの近郊では、メロンが安く手に入ります。また、お肉屋さんで生ハムを買えば「生ハムメロン」の出来上がり。大きなメロンを買って来て、お腹いっぱいいただきました!
【お土産を買う】
- ハーブ
ラベンダーのポプリやハーブ ド プロヴァンスは軽くてかさばらないのでお土産にぴったり。サボン ド マルセイユ(石鹸)やエッセンシャル オイルなども魅力的です。 - マルシェのかご
シンプルなものから、南仏らしい色合いのものまで、色や形もさまざま。お気に入りのデザインを見つけるのも楽しみの1つ。 - ハチミツなど
南仏の特産品。旅の始めに買ったハチミツの飴は、今回の旅のお供になりました。みつばちマーヤのような可愛らしいイラストの袋入り。 - 生地・布地
リネンの布地やプロヴァンス地方独特のプリント生地、刺繍入りのタオルや鍋つかみなどの小物にはついつい目がいってしまいます。
なお、今回訪れた町や村のマルシェ(朝市)は以下の通りです。
- 火曜日…ラコスト(Lacoste)
- 木曜日…ルシヨン(Roussillon)
- 金曜日…ボニュー(Bonnieux)、ルールマラン(Lourmarin)
- 日曜日…リル シュル ラ ソルグ(L'lsle sur la Sorgue)