158 パリジェンヌのおしゃれは
9月からお借りするアパートの大家さんは、臨月をむかえた妊婦さん。
先日、賃貸契約を結ぶため、パリの5区にあるアパートでお会いした時…
「いつ頃、赤ちゃんがお生まれになるのですか?」
…と尋ねたら…
「私にも分からないのよ~。今か今かと待っているんだけど~」
…とのお返事。
そんな状態なら、お家で大人しくしている方が良い様に思うのですが、出産ぎりぎりまで普通の生活(お仕事も!)を続けていらっしゃいました。
また、出産ぎりぎりまで働いているのは、彼女だけではありません。
当店の仕入先のある方も、産前のお休みをほとんど取ることなく、私達が気付かぬうちに出産していました。
しかも、産後1週間くらいでお仕事を再開していてまたビックリ!
なお、パリの街を往く妊婦さんはとってもお洒落。
ピッタリしたTシャツにヒラヒラのフレアスカート、足元は素足にウェッジ ソールのサンダルできめています。
また、黒いカットソーのシャツに、同じくカットソー素材のブーツカットパンツを合わせて…といった具合。
そして、相変わらずの早足で、颯爽と歩いていらっしゃいます。
お仕事もファッションも妥協をしないパリの女性が、また素敵に見えました。