107 オカネのお話

フランス パリに住んで1年。

今日は、毎日の生活に関わる、お金のお話…。

ところで、日本からパリにご旅行でいらっしゃった方は、お財布からお金を出すたびに、外国為替レート(1ユーロが何円なのか)が気になるのではないでしょうか。

カフェでお茶を飲む時にも、お店でバッグやお財布を買う時にも、レストランで夕食を食べる時にも、支払う金額を頭の中でユーロから日本円に換算していらっしゃることと思います。

そしてそのたびに、「えっ! 高~い」とお感じになるのではないでしょうか。

ここ1年、1ユーロ = 140円くらい。
それゆえに、カフェでいただくちょっとしたお昼ご飯が2,000円もしたり、ブランドのバッグやお財布は日本で買うのと変わらないお値段だったり…。

なお、僕は、毎日の生活の中で1ユーロ = 140円と換算してしまうと、何もかもが高く感じられて、お買い物を楽しむことができません。

そこで感覚的に、1ユーロ = 日本にいた頃の100円と同じくらいの価値…と、考えるようにしています。

別な言い方をすれば、日本にいた頃に100円で買うことができたような品物は、フランス パリでは1ユーロくらいで買うことができると、日々のお買い物の中で実感しているということです。

皆さまもパリにいらした時、何もかもが高く感じられて、お買い物を楽しむことができなくなってしまったら…

「この国では、1ユーロは日本の100円くらいの感覚なのだ」

…と、お考えになってみてください。
そして、ご旅行やお買い物を、引き続きお楽しみくださいますように…。