106 Do you ?

フランス パリのメトロの車内で見かける広告に、英語学校のポスターがあります。

「Do you speak English(あなたは英語を話しますか)?」

…という問いかけをキャッチコピーにしているこのポスター、その答えには…

「Yes, I speak Wall Street English(はい、アメリカのウォール街で通用する英語を話します)!」

…と書かれています。

世界中には、それぞれの国や地域で育まれたさまざまな言葉があるはずですが、今、フランスでもこのような状況…。
やはり現代においては、英語は必須ということなのでしょう。

また、パリで初めてお会いする方に…

「英語をお話になりますか?」

…と訪ねると、多くの方が…

「はい、少しだけ…」

…と、おっしゃいます。
しかし、ほとんどの方は、私達よりもずっとずっときちんとした英語をお話になります。

ただし、英語で用を足すことが出来ると言っても、やはりそれはそれ…。
一歩も二歩も踏み込んで、その国のことや、その人のことを理解しようとするならば、やはりその国の言葉(フランス語)でお話する方が良いようです。