092 美しい国々
今、新潟の実家に帰省して、2004年の年末を迎えています。
壁のカレンダーを見ると、今年も、あと数日…。
このカレンダーは日本郵政公社(郵便局)からいただいたもの。
「四季彩路」というタイトルで、路をテーマにした日本各地の美しい風景が、月ごとに紹介されています。
カレンダーをパラパラとめくった時、感じるものがありました。
それは、日本の美しい風景と、フランスの田舎の風景がよく似ていること。
カレンダーの表紙に紹介されていた北海道の風景は、パリから電車で20分も走ると目にすることが出来る、牧草地の風景にそっくりです。
また、宮崎県の西都にあるという一面の菜の花畑は、パリの北、約150kmにあるディエップ(Dieppe)の町に行く途中に見た景色。
さらに、北海道は富良野のラベンダー畑は、南仏プロヴァンスの風景そのままです。
もちろん僕は、日本のすべての土地を知っているわけではありませんし、ましてやフランスについてはごくごく限られた場所しか知らないのですが、この2つの国には、良く似た美しい風景があると思います。
そして、両国の美しい風景が、いつまでも保たれますように…と、願わずにはいられません。