080 パリでいただく最高の

フランス パリにある日本食レストランで、夕ご飯を食べた時のこと…。

相方(水野)が注文した天ぷら定食を見てビックリ!
海老と一緒に出てきたのは、なんと、きゅうりの天ぷら…。
日本ではなかなかお目にかかることの出来ない一品(珍品?)でした。

でも、食べてみると、ちゃんと天ぷらの味。
どこか懐かしい、日本の味がしました。

また、先日、パリの街中を歩いていた時のこと。
偶然に通りかかった日本食レストランの看板に、大きく「焼き神戸」と書かれていました。
最初は「えっ?」と思ったのですが、お店の中を覗いてみて納得です。
どうやら、焼肉屋さんのようです。

「焼き神戸」とは、神戸牛を使ったステーキや焼肉のことなのでしょう。
神戸牛と言えば日本でも最高級品の1つ。
このお店のオーナーは、恐らくそのことをご存知で、最高級の焼肉…という意味で「焼き神戸」と看板に書いたのかも知れません(ただし、本物の神戸牛を使っているのかどうかは分かりませんが…)。

パリにある日本食レストランというと、日本人が経営していらっしゃるのかな?と思いませんか。
しかし、そうではないお店の方が多いようです(ある調査によれば、その約9割が日本人以外の方が経営するお店とのこと)。
僕も初めてそれを知った時、とても意外に思いました。

でも、よくよく考えてみれば、日本も同じこと。
東京を始め、日本各地にたくさんのフランス料理のレストランがありますが、その大半は日本人が経営していらっしゃるもの。
フランス人が経営していらっしゃるお店の方が少ないですものね。

日本にあるフランス料理のレストランは、フランス人の目に(舌に)、どのように映っているのでしょうか。