071 パリ、ホームステイの現実
先日、フランス パリでのホームステイは、なかなか厳しい…というお話を耳にしました。
ホームステイと言うと、ホストファミリーが温かく迎えてくれて、本当の家族の様に接してくれて、別れの時には互いに涙を流す…などと想像しがちですが、フランス、特にパリの場合には、そうではないこともあるようです。
まず、ステイ先の家族構成については、お父さんとお母さんが揃っていないこともあり、時には男性の1人暮らしのお宅にステイすることもあるのだとか。
また、朝晩に出される食事については、その内容が寂しく感じてしまうこともあるそうです。
フランスの食事なんていうと豪華なように思ってしまいがちですが、一般的な家庭の日常的なお食事は、日本のそれよりも質素な場合があるようです。
さらに、ステイ先のご家族とは異なる食事が用意され(献立がより豪華な場合も、より質素な場合もある)、一緒に食べるのをためらってしまうこともあるのだとか…。
その上、日本人は毎日シャワーやお風呂を使うからと水道代として追加料金を請求されたり、髪の毛でお風呂場の排水溝が詰まったと修理代を請求されたり…というお話も聞きました。
フランス パリでのホームステイについては、「一般のご家庭にお世話になる…」というよりも、「ホームステイをビジネスとして捉えているお宅に間借りする…」という考え方が必要な場合もあるようです。