060 フランスからの通販初体験

「日本の包丁が欲しいんだけど」

…と、アパートの大家さんにお願いされて、インターネットを通じて日本から包丁を2本買いました。
うち1本は大家さん用、もう1本は私達用です。

実は先日、大家さんから見せていただいたフランスの料理雑誌に、日本製の包丁の切れ味や使い勝手、値段などを比較したランキングが載っていました。
そして、その中で第1位に輝いた mac というメーカーの包丁が欲しいとおっしゃるのです。

フランス パリでは、料理通の方々の間で日本の包丁に人気があり、日本の包丁を持っていると「ちょっとお料理にはうるさいよ」という証になるのだとか(?)。

そう言えば、私達がパリに来てすぐの頃、アパートのお台所に置いてあった包丁があまりにも切れなくてビックリしたものでした。
それは片刃だったり、角が無かったり、野菜をまっすぐに切ることが出来なかったりと、本当に使いづらいものでした。

そのため、フランス製の新しい包丁を買ったのですが、これも似たり寄ったり…。
仕方なく我慢して使っていたら、ある日突然、持ち手と刃のつなぎ目の部分からパッキーン!と折れ、私の手の甲で跳ね返った後、壁めがけて飛んでいってしまいました…(怖)。

さて、日本から届いた包丁はというと、とにかくこれが素晴らしいのです!
キャベツなどを千切りしていると気持ち良くなってしまうほど(お陰で、最近我が家の食卓には、キャベツの千切りばかりが登場します…阿部談)。

また、アパートの大家さんも大喜び!

「これはホントに凄いわ。素晴らしい~!」

…とおっしゃってくださいました。
さすが日本! 世界一!