005 ピエトン
先日、フランス パリでピエトン(pieton)という雑誌を発行していらっしゃる菅野様からメールをいただきました。
「創刊号が発刊されておりますので、よろしければ情報収集の参考にしてください」
…とのこと。
早速、市内の本屋さんに買いに出かけたのですが、その現物を見てビックリ!
A5判横、真っ黒な表紙のそれは、とても雑誌には見えなかったからです。
ピエトンとは、フランス語で歩行者という意味。
パリに住む日本人をターゲットにした、カルチエ(quartier:地区、界隈)散歩者のための季刊マガジンなのだそうです。
パリの街を、雰囲気の異なる小さなカルチエの集合体と捉え、その1つ1つを毎号取り上げて紹介していくとのこと。
また、「既存の情報にとらわれず、取材人が足で歩いて得た情報で誌面を構成する」と書かれているだけあって、その内容は詳細かつ徹底しています。
パリの街を紹介するガイドブックはたくさんありますが、今のパリ、新しいパリ、そして本当のパリを知りたいとお思いの方にはピッタリかも知れません。
私達2人も、さっそく創刊号を持って、最初のカルチエへと出かけてみたいと思います。