027 リダ シェラファットマンド
「アート ジュエリー」という言葉を聞いたのは、その時が初めてでした。
日常の生活の中で感じたことを絵や詩にするとともに、シルバーのアクセサリーとしても表現している1人の女性に出会った時のことです。
リダ シェラファットマンドの作品。
【歴史】
子供の頃から絵を描くことが大好きだったというリダ シェラファットマンド(Lida SHERAFATMAND)さん。
いつもお母さんから紙をもらっては、絵を描いていたそうです。
そして自然な流れとして美術の道へと進み、芸術学校で学び、絵を描き、さらには芸術の幅を広げるために詩も書くようになりました。
また2006年からは、シルバーやブロンズを使ったアクセサリーの製作も始めて、現在に至っています。
リダ シェラファットマンドさん。
【店舗】
彼女の活動で興味深いのは、日常の生活の中で感じた事をもとに、絵を描き、詩を書き、そしてアクセサリーも作ってしまうこと。
普段は、パリの街中にあるアパルトマンの一室や、小さなアトリエで創作活動を行っている彼女。
まだ、自身のお店を持っているわけではありません。
しかし彼女のセンスと作品の美しさが認められ、現在はフランスの一流宝石商が集まるパリのヴァンドーム広場近くの宝石店に、並べてもらえるようになりました。
●店舗
W&W
●所在地
26 rue Danielle Casanova 75001 Paris
W&Wの外観。
W&Wの店内。
落ち着いた雰囲気。
【商品】
彼女は、日常生活の中で感じたことを、絵に描き、詩に書き、そしてシルバーのアクセサリーとしても表現していきます。
1つ1つ彼女自身の手で型を作り、そして、シルバーやブロンズを用いて丁寧に仕上げていきます。
なお彼女の作品は、繊細で流れるような曲線が特徴。とても優しく、女性的な美しさにあふれています。
また個性的なその存在感は、シンプルな装いにこれ1つを着けるだけで絵になってしまう、まさにアートなジュエリー。
製作者のリダさんがそうであるように、自分の世界を持つ女性に着けていただきたい、エレガントなジュエリーです。
リダ シェラファットマンドの作品。
1つ1つ丁寧に型を作り、そしてシルバーやブロンズの作品へと仕上げていきます。
シルバーの中にトルマリンなどの石も用いて。
アクセサリーを作る前に描いた絵。
これをモチーフに立体的なアクセサリーを仕上げていきます。