021 ロックスウッド

パリの左岸、シェルシュ ミディ通りにお店を構えるロックスウッド。
上品かつ落ち着いた雰囲気のバッグやウェアを展開するブランドです。オーナーはファビアンヌ(Fabienne)さんとシリル(Cyril)さんのお2人。
彼らの作品は一見シンプルでありながら、その素材選びや製造工程には、たくさんのこだわりが秘められているのです。

ファビアンヌさんとシリルさん
オーナーのファビアンヌさん(左)とシリルさん(右)。

【歴史】

ファビアンヌさんとシリルさんがロックスウッドを立ち上げたのは1996年のこと。
それまでは、バッグの製造元として他社の製品を作っていたのだそうです。

また、お2人で活動を始める前は、スタイリストとして活躍していたファビアンヌさん。
一方、シリルさんはスポーツバッグの製造に関わるお仕事をなさっていたのだそうです。

そんなお2人が一緒になって作り始めたロックスウッド。
スポーツバッグのようなシンプルさや機能性、実際に使った時のフィット感は、そんなお2人の経験から生まれてくるようです。

ロックスウッドのお2人
良い素材を見つけるために、年に数回、旅に出るというお2人。

スタッフ
スタッフの方々と。
一番右がフルールドクールを担当してくださるジョセフィーヌさん。

【店舗】

パリの左岸、おしゃれなブティックやカフェが軒を連ねるシェルシュ ミディ通りに、ロックスウッドのお店があります。

2003年にここにお店を構えた時には、こんなに良い場所に、こんなに良いお店を構えることが出来たことに、お2人も感激したのだとか。
店内はとても落ち着いた雰囲気。まるで瀟洒(しょうしゃ)な館にお邪魔したかのようです。

また現在は、マドレーヌ寺院の前やリールにもお店を構えています。
さらに世界には、約400もの販売店があるのだとか。

●店名
ロックスウッド(LOXWOOD)

●所在地
14 rue du Cherche Midi 75006 Paris(シェルシュ ミディ店)
3 place de la Madeleine 75008 Paris(マドレーヌ店)

外観
白を基調とした、パリ、シェルシュ ミディ通りのお店。

店内
上品な雰囲気が漂う店内。
ゆっくりとお買い物を楽しむことができます。

【商品】

ロックスウッドの商品は、見る人に上品な印象を与えます。
それは、「過度な装飾は一切施さない」というお2人の考えからくるもの。
バッグ造りは良質な素材選びから始めること、ギラギラした金色の金具は使わないこと、ブランド名をバッグ本体に記さないことなど、いくつものこだわりの結果としてロックスウッドのバッグは仕上がっているのです。

「ブランド名からではなく、本当に優れた品物としてロックスウッドを選んで欲しい」
これがロックスウッドのお2人の、バッグに対する思いなのです。

店内
2階の売場へと通じる階段。
色鮮やかなバッグが並びます。

作品
過度な装飾を施さない、シンプルかつ上品な作品が並ぶ。