018 レオノール マタイエ

パリでテキスタイルデザイナーとして活躍しているレオノール マタイエ(Leonor MATAILLET)さん。
世界各地を旅する中で得たイメージやインスピレーションに基づいて、1つ1つの作品を自らの手で作り上げていく彼女。
パリ郊外にある彼女の小さなアトリエで生まれた作品は、今まさに、世界に羽ばたこうとしています。

作品
アトリエの棚に並べられた彼女の作品。
柔らかく、優しい雰囲気の作品が多い。

【歴史】

子供の頃から絵を描くことが大好きだった彼女。
将来は画家になろうと思っていた頃もあったのだとか。

その後、テキスタル デザインに興味を持ち、この世界に進むことになりました。
ロンドンに渡ってテキスタイル デザインを学んだあと、1999年にパリに戻って本格的に創作活動を開始。

現在はパリ郊外にアトリエを構え、毎日創作活動を続けています。

アトリエにて
アトリエにて。
創作活動や作品についての思いを語る。

レオノール マタイエさん
彼女のアトリエ。
日々、ここで創作活動を行っています。

【店舗】

彼女はまだお店を持ってはいませんが、毎年秋に開催される展示会にその作品を出展し、世界中から集まったバイヤーにプレゼンテーションを行っています。

そして今では、フランス国内はもちろんのこと、ヨーロッパ各国やアメリカ、オーストラリア、シンガポールなどにあるお店に、彼女の作品が並んでいるのだとか。

そう、パリ郊外にある小さなアトリエで生まれた作品は、少しずつ、少しずつ世界に羽ばたいているのです。

アトリエの外観
アトリエの外観。

アトリエ
大きな窓から日が差し込む明るいアトリエ。

【商品】

彼女が新しい作品のイメージやインスピレーションを得るのは、世界中を旅することから。
行く先々で見た美しい自然や風景をもとに、新たな作品を生み出しているのだそうです。

そして現在ではバッグやTシャツ、アクセサリーなどのほか、クッションや食器、ランプシェードなど、約10種類もの分野で創作活動を行っています。

なお、すべての作品が手作りなので決してたくさんは作れませんが、その分、1つ1つの作品に思いを込めることができるのだとか。
彼女の作品を手に取ると、その思いを感じることが出来るように思います。

シルクスクリーン
美しい花柄や葉がデザインされた、シルクスクリーンの数々。

アクセサリー
これらのアクセサリーも彼女の作品の1つ。
大きなサイズは首に。小さなサイズは手首に。

作品の一部
クッションも現在彼女が手がけている作品の1つ。