010　雨降りヴァンヴ

フランス パリからお届けする蚤の市レポート。
今回は、あいにくの雨模様となりましたヴァンヴからお届けいたします。
やはりお天気の日に比べると人も少ないように感じます。
しかし、こんな日にこそ、掘り出し物が見つかるかも…。


雨降りのヴァンヴ。
いつもより人が少ない感じがします。

【掘り出しものは雨の日に？】

今週はあいにくの雨模様になりました…。
しかし、とあるガイドブックには「掘り出し物を見つけるのなら、人の少ない雨の日に…」とありましたので、前々から雨の日のヴァンヴに行ってみたいと思っていたのです。

そして実際に出かけてみると、確かにいつもより人が少ないように思います。

しかしその反面、お店の出店スペースにも空きがあったりしますし（必ずしもお天気のせいとは限りませんが ）、また、並べてある品物によっては雨よけのカバー（ビニールなど）をかけてしまうので、品物がよく見えないこともありました（そうかと思うと、雨ざらしのお店もあるのですが…）。


雨の中、常連さん達は雨合羽を着て回ります。


これ、何だかご存知ですか？
バーなどを営業するお店が備えておかなくてはならない計量カップ（お酒の量をはかるための）。


メルセデスのティントイ。
箱つきの可愛らしいものでした。

【さすが上級者】

雨降りの日に行き交う人々を見ていると、慣れた方はさすがに違うな～と思います。

ヴァンヴの蚤の市は左右両側に露店が軒を連ねており、人が行き交うスペースはあまり広くはありません。

さらに、雨の日には各店が雨よけのテント（ビニールの屋根）を張り出したり、お客さんが傘を差したりするので、余計に動きにくくなってしまいます。

しかし、そんな中、ひょいひょいと先へ進んでいく方々の姿が…。
そう、慣れた方は、日本でいう雨合羽を着ていらっしゃるのです。
これだと両手が空いて、物も探しやすいようです。さすが上級者。


僕が1番欲しいと思っているもの。
いつもヴァンヴに行く度にチェックしてます。


扇風機の羽根が飛行機のプロペラの形をしています。


美しい形の飛行機の模型。こんなのを部屋に飾りたいです。

【掘り出し物は？】

「掘り出し物は雨の日に」とのことでしたが、要は、お出かけになる人の数が少なくなるので、良いものに巡り会える確立が高まるということなのかも知れません。

なお、いつもならほとんどものを買わない私達ですが、今日はめずらしく4つも買ってしまいました。
しかも、お値段をまけていただいて、とっても安かったからです。

ただし、お天気が良くないせいか、それともお客さんが少ないせいか、店主の方々がいつもより早くお店をたたんでしまうようですので、昼頃にお出かけの方は注意が必要です。


昔懐かしいマッチボックス社のミニカー。
僕が子供の頃に持っていたものも何台か…。


古そうな電車やトラックなどのおもちゃあれこれ。


雨降りヴァンヴ、また来たい…。