006 秋にはエッフェル塔が良く似合う

パリと言えば、まずエッフェル塔をイメージされる方も多いのではないでしょうか。

1889年の完成以来、エッフェル塔はずっとそこに立っているわけですが、季節によってもその印象は随分と違うもの。
そう、春には春の、夏には夏のエッフェル塔があるのです。

しかし、この塔が1番美しく見えるのは、やはり秋。
賑やかだったパリの夏も終わり、そして、マロニエの葉が1枚また1枚と静かに落ちる頃、どことなく寂しいような、でもそれでいて凛とした、何ともいえない雰囲気を醸し出してくれます。

「秋には エッフェル塔が 良く似合う」(太宰 桂:だざい かつら)

秋の日のパリのエッフェル塔