018 ハーブ クルスティヨン
今でこそ、すっかり仔羊肉の美味しさにはまってしまい、レストランで仔羊(agneau)のメニューがあれば、迷わずそれにしてしまうほどですが、実は私、日本では仔羊=臭みがあるという偏見がぬぐい切れず、家で料理したことはありませんでした。
今日ご紹介するお料理は、ハーブとニンニクを使い、歯ごたえもよく仕上がりますので、仔羊肉があまりお馴染みでない方にも是非お試しいただきたい一品です。
サクッとした歯ごたえとジューシーな仔羊肉の味わいが楽しめる一皿です。
【材料:4人分】
- 骨付き仔羊:4切れ
- ディジョンのマスタード:大さじ2
ころも
- レモンの皮の摩り下ろし:1個分
- イタリアンパセリ:大さじ1(みじん切りにした状態で)
- パン粉:2カップ
- にんにく:1~2片(みじん切り)
- オリーブオイル:50cc
- 塩:適宜
- 黒こしょう:適宜
仔羊肉(骨付き、あばら)、イタリアンパセリ、パン粉、マスタード、にんにく、レモン、オリーブオイル、塩、こしょう。
【手順】
- 予め、オーブンを180度に熱しておく。
- 骨付き仔羊に塩、こしょうをし、両面に軽く焦げ目がつくくらいまでフライパンで火を通す。
- ころもの材料をすべてボールに入れてよく混ぜる。
- 上記2.の肉全体にマスタードを塗りつけ、そこに3.のパン粉を、全体にまんべんなくつける。
- 温めておいたオーブンにいれ、全体にパン粉が狐色になったら出来上がり(オーブンによっても差はありますが、おおよそ15分くらい)。
レモンの皮を摩り下ろして入れると、爽やかな香りが漂います。
これは、にんにくをつぶす専用の道具。
新鮮なハーブをみじん切りにします。
フライパンで焼き色を付けます。
マスタードをたっぷりと塗りつけます。
パン粉をまぶしてオーブンに入れます。
【あやこのコメント】
もし、ころもが余ったら、グラタンの上にかけて焼いたり、フライパンでカリカリに炒って保存しておいたものを、クルトンのようにポタージュに入れたり、サラダにパラパラとかけたり…、無限(?)のレシピが広がります。
また、お魚料理にもお勧めです。
ボナペティ!
180度のオーブンで15分程焼き、こんがりキツネ色になったら出来上がり。
【フランスならではの食材】
マルシェで買った仔羊の肉。
今回使用したマスタードは、フランスの代表的な調味料ブランド、マイユ(MAILLE)のもの。
ピリッと辛味が効いた万能タイプ。
お好みで辛味が少ない粒マスタードを使用しても良いと思います。