009 りんご酒好きな豚さんソテー

今日ご紹介するのは、ロティ(roti:ロースト、オーブンなどでじっくり焼く)用の豚肉のレシピを、時間短縮のためにアレンジしてソテーにしたものです。
オーブンを使わずにフライパンで煮込むので、とても簡単。
豚肉の旨みとシードルのほのかな甘さをまとったエシャロットとじゃがいもが付け合せ。
じゃがいもを多めに入れて作れば、翌日も楽しめる「おまけのレシピ」もご紹介します。

豚さんソテー
豚肉は、とんかつ用でも、シチュー用でも、骨付きでも…何でも合います。

【材料:2人分】

材料
主役の豚肉に、付け合わせ用のじゃがいもとエシャロット。
味の決め手のシードル(りんごのお酒)とオリーブオイル。

材料
じゃがいもはひと口大に、エシャロットはスライス。
電子レンジで下茹でします。

【手順】

  1. じゃがいもはひと口大に切って、エシャロットはスライスして、電子レンジで下茹でします(お皿に、切ったじゃがいもを並べ、水を50cc入れて、ラップをして5分加熱)。
  2. フライパンを熱し、塩、こしょうを振った豚肉を、オリーブオイルで表面に焦げ目が付くくらいに焼きます。
  3. 上記2.にエシャロット、じゃがいもを加え、シードル、塩、こしょうを加えます。
  4. 中火で5分、弱火で15分煮ます。
  5. 好みで仕上げにあら挽きこしょうを振ったり、マスタードを添えたりしてください。

豚肉を焼く
美味しそうな焼色がつきました!

じゃがいも
写真のじゃがいもは、材料の欄に記した分量よりもかなり大目です…。

残ったシードルは、お食事と一緒に
残ったシードルは、お食事と一緒に楽しめます!

ふたをする
フライパンのふたもきっちり閉まりませんが…。
このままコトコト煮込みます。

できあがり
お肉もじゃがいもも柔らかくなって完成です!

【翌日も楽しめる「おまけのレシピ」】

じゃがいも好きな方(私のように!)は、残った付け合せのじゃがいもをアレンジして、翌日のおかずにしてみてはいかがでしょうか?

  1. フォークでマッシュして、塩、こしょう、溶き卵、パン粉、あればパセリなどを混ぜます。
  2. 小さな薄い円形にして、フライパンで焼いたら出来上がり!

朝ご飯やお弁当にもお勧め!
これがやりたいが為にじゃがいもをついつい多めに調理してしまう私…。
はい、食いしん坊です。

じゃがいもをフォークで
じゃがいもをフォークでつぶす。

小判型にして焼く
小判型にして焼きます。

美味しい
経済的で栄養もあり(じゃがいもはビタミンCも豊富!)、何より美味しい!

【ただいま!】

久々にパリに戻ってきました。
初めましての皆さま、そして、お久しぶりの皆さまも、またどうぞよろしくお願いいたします。
大雑把な私が(笑)家庭で簡単にできるレシピをお伝えして参りますので、お料理が苦手な方もぜひお試しください。
また、「こんなのを作ってみたい!」というリクエストがございましたら、ぜひお知らせくださいね。
なお、食材にはフランスのものも使いますが、できるだけ日本にある身近なもので代用することができるようアレンジいたします。
フランス料理だなんて肩肘を張らずに、一緒にお料理を楽しみましょう!

太田シェフ
食べてくれる人の笑顔を思い浮かべて作れば、それが最高の調味料になること間違いなしです!