2016年01月17日(日) いまや贅沢

1月も中旬となり、パリの街もいよいよ寒くなってきました…。
先日は、パラパラとあられが降ったほどです。

なお、パリで冬を感じさせることの1つに、薪の燃える匂いがあります。
寒さの厳しいこの季節になると、暖炉で薪を燃やして暖を取るお宅があり、どこからともなくその匂いが漂ってくるからです。

東京にいた頃には、冬に薪の燃える匂いが漂ってくることはまずありませんでしたが、ここパリでは、街の真ん真ん中にいてそれを感じることができます。

僕が田舎(新潟)で生まれ育ったせいか、薪の燃える匂いを嗅ぐと心が落ち着くとともに、このせわしい現代において、自宅の暖炉で薪を燃やすことのできる生活とは、なんと贅沢なことかと羨ましく思ってしまいます。

パリのアパルトマンの煙突
パリ、アパルトマンの煙突から立ちのぼる煙。