2015年12月08日(火) コンセルヴァトワール

コンセルヴァトワール(conservatoire)とは、フランスにおける音楽や舞踊、演劇などの文化を保持・教育することを目的とした公的機関のこと。

今日、長女が所属している舞踊のクラスの授業参観があるというので、行ってきました。

パリの5区、セーヌ河近くにあるその施設は、表通りからは判らないほどに大きなもの。
中に入ると音楽室や舞踊室など、さまざまな文化活動を行うための設備が整っています。

長女のクラスは、先生1人に生徒が7人。
傍らには、ピアノを弾いてくださる方がもう1人。
何とも贅沢な環境です。

なお、生徒達の踊りが上手いかどうかは別にして、とにかく皆んな楽しそう!
予めレッスンを受けた踊りから、ピアノに合わせた即興の踊りまで、イキイキと踊っています。

また、彼女達を見ていて思ったのは、こんなふうにして個(己)を表現することを学んで行くんだな~ということ。
今から数十年前、新潟の田舎で生まれ育った僕には知らなかった世界が、そこにはありました。

コンセルヴァトワール
コンセルヴァトワールの授業風景。
皆んな、お人形さんみたいにカワイイ。

コンセルヴァトワール
ピアノに合わせて踊る長女。
「へぇ~ こんなふうに踊れるんだ!」と、我が子のことながらビックリ。

コンセルヴァトワール
月曜の午前と木曜の午後には、バイオリンのレッスンも。
公立の小学生でありながら、こんなふうに学ぶことができるフランスの教育システムって、面白いと思います。