2005年10月04日(火) パリの鴬張り

今日ご紹介するのは、パリのアパルトマンの階段。
木製で、楕円形の、螺旋(らせん)階段です。

よく手入れされ、ピカピカに磨かれた木の板がとてもいい雰囲気。
しかし、ところどころ木がくたびれてきているようで、歩くとギシッ、ギシッと音がします。
私達は、これをパリの鴬張り(うぐいすばり:歩くと床がきしみ、音が出るように作られた廊下)と呼んでいます。

なお、このアパルトマンには朝寝坊さんが何人かお住まいのようで、毎朝、ものすごい勢いで階段を駆け下りていく方がいらっしゃいます。

また、夕方には小さな子供の手を引く親子や、お仕事帰りと思しきオジサマ方がゆっくりと階段を上がって行きます。

私達は2階(日本でいう3階)に住んでいますので、階段の上り下りも苦になりませんが、上の方の階にお住まいの方々は、きっと大変だと思います。

フランス パリ アパート
フランス パリ、アパルトマンの螺旋階段。