2005年09月22日(木) 彼の実力

先月まで住んでいたアパートの大家さん、フィリップさんの写真展が、パリで開かれています。
初日の夜に開かれるヴェルニサージュ(vernissage:展覧会などを開催する際にお客様をお招きする宴会)に招待していただいたので、ちょうど日本からパリにいらしていた写真家の結花さんをお誘いして一緒にお邪魔しました。

フィリップさんの作品はポートレート(人物が対象の写真)で、全てモノクロ、同じサイズ。
モデルさんは一般の方(パリ市民)ですが、その表情はごくごく自然体…。

フィリップさんの作品を初めてご覧になる結花さんによると、人物を撮るのはとても難しく、モデルさんの自然な表情を引き出すことができるかどうかは、シャッターを切る人の人柄によるところが大きいのだとか。
フィリップさんの写真は素晴らしい!とおっしゃっていました。

いつも陽気で、パワフルで、好奇心旺盛(古い物好きの新しい物好き!)。
その反面、こだわりが強くて、細かいところにも良く気が付く。
そんなフィリップさんの人柄は、彼の実力のうちなのだなぁ~と改めて思いました。

フランス パリ 写真展
結花さん(左)、フィリップさん(中央)と。