2005年04月07日(木) シュヴァルの理想宮

ランス レスタン(Lens Lestang)は、人口約700人。
ぶどう畑に立てる木の杭を作る2つの製材所がある他は、教会、郵便局、カフェ、床屋さん、パン屋さんがあるだけの、小さな小さな村です。

午前中、ロール エ シルヴァン ミュリエーズさんの工房で打ち合わせをした後、お昼ご飯を食べに隣り町のボールペール(Beaurepaire)へ。
そして、食後にもう一度工房に戻り、品物の注文や新しく作っていただくバッグのデザインを決めました。

その後、帰りのTGVまでには時間があったので、ランス レスタンの村をお散歩した後、もう1つの隣り町であるオートリーヴ(Hauterives)へ。
この辺りでは唯一(?)の観光名所と言われるシュヴァルの理想宮(Palais Ideal du Facteur Cheval)に連れて行っていただきました。
建築や美術には全くの素人だった郵便配達夫のフェルディナン シュヴァルさんが、1879年から1912年までの約33年もの年月をかけて造り上げたお城です。
エキセントリック(奇妙、風変わり)という言葉がピッタリの、とっても不思議な世界でした…。

シュヴァル 理想宮 ferdinand cheval オートリーヴ hauterives
シュヴァルの理想宮。