パリのおすすめ観光地

495 行先はお任せ…

10年ぶりに会う友人が、東京からパリに遊びに来てくれたので、3日間、パリの街を一緒にお散歩しました。

パリに来るのは2度目という彼女。
20年くらい前に卒業旅行で来た時に美術館や観光スポットを見て歩いたので、今回は街歩きがしてみたいとのこと。
また、特に見たいものも食べたいものもなく、さらには、お買い物にもそれほど興味がないのだとか…。

普段は、東京のベイサイドにあるマンションに1人で住み、忙しく働き、そしてストレスも多いので、この旅は現実逃避(?)が目的なのだとか。

「行先はお任せするわ」と言われて戸惑ったものの、今のパリを楽しんでもらいたいと、私なりに考えてみました。
今日は、その時のお散歩コースをご紹介したいと思います。

【1日目】

1. パンテオンの広場で待ち合わせ
観光スポットとしてはあまり知られてはいませんが、ここにはフランスの偉人(ヴィクトル ユーゴーやキュリー夫人など)が祀られています。
また、パンテオンの立つこの場所は、モンマルトルの丘に次いでパリの街で2番目に高いところ。
パンテオン前の広場からは、遠くにエッフェル塔を眺めることもできます。

2. ムフタール通りをお散歩
ムフタール通りは「パリの胃袋」とも言われる活気のある商店街。
それぞれの店先に並んでいるのは、フランスの旬の食べ物です。

3. お昼ご飯にケバブを
お昼ご飯にと、持ち帰り用のケバブ(中東が発祥の、羊肉をローストしてサラダと一緒にパンに挟んだお料理の総称)を買いました。
パリにはたくさんのケバブ屋さんがありますが、ムフタールの坂の上、コントレスカルプ広場に面したリル ド クレト(L'ILE DECRETE)のグレックが1番美味しいと、私は思います。

●L'ILE DE CRETE
10 rue Mouffetard 75005 Paris

4. カール マルレッティのケーキ
続いては、カール マルレッティ(Carl Marletti)でケーキを買います。
ここは3年ほど前に開店した新しいパティスリー(ケーキ屋)ですが、その実力から、あっという間に人気店になりました。
特にミルフィーユはお薦めです。

●Carl Marletti
51 rue Censier 75005 Paris

4. アレーヌ ド リュテスでピクニック
アレーヌ ド リュテス(Arenes de Lutece)とは、パリの5区にあるローマ時代の遺跡のこと。
昔、闘技場として使われていたこの場所も、現在は公園として地元の人々に愛されています。
今日は、買ってきたケバブやケーキを、ベンチに座って食べました。

5. セーヌ河下り
セーヌ河の船に乗ってみたいという彼女。
アレーヌ ド リュテスから15分も歩けば、ノートルダム寺院の脇にある、バトー ビュス(水上バス)の船着き場に到着です。

●BATOBUS

6. 老舗のカフェ、ドームで夕ご飯
モンパルナスにある老舗のカフェ、ドーム(Le Dome)にて、アペリティフ(食前酒)。
グラス ワインをいただきながら、お互いの近況など、おしゃべりに花が咲きました。
夜7時からは夕食メニューになるというので、そのままここで夕ご飯。
サラダ、スープなど軽めのものをいただきましたが、友人は「どれも美味しい!」と気に入ってくれたようです。

●Le Dome Cafe
109 boulevard Montparnasse 75014 Paris

7. モンパルナスタワーの展望台
日の暮れる頃、モンパルナスタワーの展望台へ。
高いところからパリの街を眺めるには、エッフェル塔、凱旋門、モンマルトルの丘など、いくつかの選択肢がありますが、私は断然、モンパルナスタワーがお気に入り。
ほとんど並ぶことなく高速エレベーターで展望台に昇ることができますし、屋外・屋内両方の展望台がありますので、お天気を気にせずに楽しむことができるからです。
宝石箱を開けたようなパリの美しい夜景と、毎時ちょうどに5分間だけ輝くエッフェル塔のキラキラを見学。

【2日目】

1. サンジェルマン デ プレへ
有名な2軒のカフェ、カフェ ド フロールとカフェ ドゥー マゴのあるこの交差点は、ガイドブックにもよく写真が掲載される場所。
サンジェルマン デ プレ教会の中にも入ってみました。

2. ラデュレ
カラフルなマカロンがお土産の定番。
箱も可愛いのでコレクションしたくなります。

●LADUREE
21 rue Bonaparte 75006 Paris

3. レペット
バレエシューズが人気のレペット。
もともとはバレエ用品のお店なので、店舗の奥はバレエ用のシューズやレオタードなどが販売されています。

●Repetto
51 rue du Four 75006 Paris

4. メゾン デュ ショコラ
一粒一粒手間暇かけて作られるチョコレート。
フランスにもたくさんのショコラティエ(チョコレート屋さん)がありますが、ここは特に有名。
2粒入りの小箱もあるので、お土産にもおすすめです。

●la maison du chocolat
19 rue de Sevres 75006 Paris

5. ル ボン マルシェ
パリの老舗デパート。
パリの右岸、オペラ界隈にあるデパートほど混雑しておらず、ゆったりと優雅なお買い物を楽しむことができます。
また、食品館も一度は見てみていただきたい品揃えです。

●Le Bon Marche
24 rue de Sevres 75007 Paris

6. ラ フェランディーズでお昼ご飯
リュクサンブール公園近くにあるレストランでお昼ご飯。
15ユーロ(約1600円)の定食は量もちょうど良く、大満足な美味しさでした。

●La Ferrandaise
8 rue de Vaugirard 75006 Paris

【3日目】

1. メルシーで昼食
北マレ地区にある話題のスポット。
古いガイドブックには載っていませんが、パリにお越しの際には、一度は訪れていただきたいお店です。
洋服や雑貨のセレクトショップ、カフェ、レストラン、花屋さん…などが一つになっています。
レストランは野菜中心でおしゃれ!(混雑するので開店の昼12時に行くのがおすすめです)

●merci
111 boulevard Beaumarchais 75011 Paris

2. ボントン
メルシーの数軒先にある子供用品が揃うお店。
子供向けのお店とはいっても、インテリアや雑貨など大人が見ても楽しくて可愛いものばかり。
せっかく北マレまで来たら、ちょっと覘いてみてください。

●Bonton
5 boulevard des Filles du Calvaire 75003 Paris

3. ヴォージュ広場
公園になっていて、一息するには気持の良い場所。
周囲にあるギャラリーや話題の紅茶屋さん「ダマーン フレール」、ヴィクトル ユーゴーの住んでいたお家も覗いてみてください。
なお、ヴォージュ広場から西側は、おしゃれなお店が特に多く集まる場所です。

●Dammann Freres
15 place des Vosges 75004 Paris

●la Maison de Victor Hugo
6 place des Vosges 75004 Paris

4. バスティーユ広場
ヴォージュ広場のすぐ近く。
歴史的に重要な場所。新オペラ座の建物も一目見てもらいたかったので、ちょっとだけ立ち寄りました。

5. サン ルイ島
美味しいアイスクリーム「ベルティヨン」は是非!
私は初めてここのバニラアイスを食べた時には感動しました。
暑い時には柑橘系のシャーベットもおすすめ。
また、サン ルイ島には上等な食材を扱う商店が並んでいますので、それらを覗いて歩くのも楽しいと思います。

●Berthillon
29-31 rue saint Louis en l'ile 75004 Paris

6. シテ島
ノートルダム寺院を見学。
入場待ちの長い列ができていましたが、進むのも早く、それほど待たずに入ることができます。
外から見るノートルダム寺院も、できればくるりと一周して、いろいろな角度から眺めてみてください。

7. マリアージュ フレール(左岸)でお茶
今日は、北マレからサンジェルマン デ プレ界隈まで歩き続けたことになります。
足を休めるため、サロン ド テでゆっくりと休憩をしました。
紅茶が1杯9ユーロ(約1050円)と決して安くはありませんが、こういう空間でお茶をした時間は、何よりの思い出になると思います。

●Mariage Freres
13 rue des Grands-Augustins 75006 Paris

そしてこの後、友人はムーラン ルージュのショーを観に出かけました。

以上が、私が案内したパリのお散歩です。
これからご旅行でパリにいらっしゃる方にとって、少しでもお役に立てば嬉しく思います。