フランス おすすめの食材 アンディーブ

479 簡単、お手軽、フランスの味

皆さまは、アンディーブ(endive)という野菜をご存知でしょうか。

この野菜、アメリカではチコリと呼ばれるそうですが、フランスでチコリというと別な野菜を意味し、しかも、その野菜がアメリカでエンダイブと呼ばれることから、混同されることも多いのだとか。

さらに日本では、馴染みのない野菜であるのに加えて、フランスとアメリカの両方からもたらされたことから、アンディーブとエンダイブ、チコリという名前が、ゴチャゴチャになっている場合もあるそうです。
しかしここは1つ、今日のこのコラムをきっかけに、フランス式にアンディーブと呼んでください。

なお、このアンディーブ、もともとは北ヨーロッパ原産の野菜で、現在では、もやしと同じように水耕栽培で作られているそうです。
見た目は白菜の芯のような形で、色は白く、葉の先端のみ少しだけ薄黄緑色になっています。

ここフランスでは日常的に食べられていて、食感はシャキシャキとしてみずみずしく、味はほろ苦く、サラダやグラタン、スープなどに使われます。

なお僕が好きなのは、その葉を1枚ずつはがし、小舟のような形になったその中にハムを乗せ、上から良質なオリーブ オイルとお塩を少しだけかける食べ方。

アンディーブのシャキシャキとした食感とほろ苦さ、清々しいほどのオリーブ オイルの香り、そしてハムやお塩の微妙な塩気とが口の中で相まって、もう~本当に美味しいのです。

サッパリとした白ワインと合わせてもいいですし、また、華やかな香り漂うブルゴーニュ地方の赤ワインとも、さらには、ボージョレヌーボーとも良く合うと思います。

なお、このアンディーブ、現在は日本でも栽培されており、1本200円くらいで販売されているようです。
皆さまも機会がございましたら、新鮮でシャキシャキのアンディーブを、是非お召し上がりになってみてください。

それから、ちょっと余談になりますが…、ご自宅で美味しいフランスの味をお楽しみになりたいとお思いの方は…

…3つだけは、良質なものをお選びください。
このことは、どんなに美味しいワインやチーズ、パンをお選びになるよりも大切なことだと、僕は思います。