フランスの7月 夏の訪れを感じさせるもの

413 夏の気配

時の流れは本当に早いものですね。
今年も、もう7月。
1年の半分が過ぎてしまいました。

皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。
そろそろ梅雨も明け、あなたの住む街にも盛大に夏雲が湧いている頃かも知れませんね。

なお、パリはここ数日、まずまずのお天気が続いています。
時々雨も降りますが、ジメジメとした感じはありません。
また、日中に日が差すと途端に暑くなりますが、朝晩は少し涼しいくらいです。

現在は1年で1番昼間の時間が長い時期であることや、サマータイムの恩恵もあって、パリの人々はとても長く、そしてとても優雅な夕方の時間を過ごしています。
皆、カフェのテラス席に座り、冷たいビールやワインを飲みながら、1日の終わりをのんびりと楽しんでいます。
また、私達家族も毎晩のようにお散歩に出かけては、ゆっくりと暮れゆく夏の日の夕方を楽しんでいます。

ところで、先日、近所のマルシェ(朝市)に出かけたら、すいかやメロンを売っていました。
ここパリでも、すいかやメロンが八百屋さんに並ぶと、「ああ~、夏だな~」と思います。

フランスのすいかは少し楕円形。
大きさは日本のそれと変りませんが、ラグビーのボールに似た形をしています。
味も、日本のすいかと同じような感じ。
いいえ、日本のすいかの方が少し甘いかも知れません。

一方、メロンは形も大きさも、日本のそれと同じ。
味も、日本のメロンと同じ味。とても甘くて美味しいです。

なお、フランスでは、南仏のカヴァイヨン(Cavaillon)という町がメロンの産地として有名。
以前、この町からゴルド(Gordes)の村へとバスで向う途中、辺り一面に広がるメロン畑の中を走りながら、バスの運転手さんが自慢げに教えてくださいました。
「カヴァイヨンのメロンは、フランス一美味しいよ…」と(この時は、バスの乗客は私達2人だけだった…)。

ああ~、夏ですね~。
夏になると、なぜか僕は、南仏の田舎に出かけたくなります。
そして、ジッ、ジッ、ジッと鳴く蝉の声を聞きながら木陰で昼寝をしたり、小さな村の広場にある水場でバシャバシャと顔を洗ったり、ゆっくりと暮れてゆく夕空を見ながら冷えたロゼワインを飲んだり、地物のオリーブやトマト、アンショア(anchois:カタクチイワシの塩蔵品、アンチョビ)などがたっぷり入ったサラダが食べたくなります。

皆さまは、この夏を、どのようにお過ごしになりますか。
どうか、素晴らしい夏になります様に!

南フランスの蝉の声