パリのモノプリで見かけた若者達をきっかけに

408 いまどきの若者は

土曜日の夕方、近所のスーパーマーケット(サン ミッシェル大通りにあるモノプリ)でお買い物をしていた時のこと。
20代の前半と思しき男の子たちが、数人でお買い物をしていました。

カゴいっぱいにスナック菓子やハムなどを入れているところを見ると、これからフェット(fete:パーティー、飲み会)をするのでしょう。

そんな彼らが手にしていたのは、ビールのカートン。
今日は、ビールで乾杯のようです。

なお、お買い物の帰り道、自宅までの間にいくつかのカフェやレストランの前を通った際に、ちょっと気になったことがあります。

それは、ビールを飲んでいる人が思いのほか多いこと。
お店の前に置かれたテーブル席でお酒を楽しんでいる人たちのうち、若い人たちの多くはビールを召し上がっているようでした。

一方、ご年配(という程の年齢でもないですが…)の方ほど、ワインを召し上がっている方が多いように見受けられました。

フランスでは年々ワインの消費量が減っているそうですが、その原因の1つが、若者のワイン離れにあるのだとか…。
事実、25歳以下のフランス人のうち、6割近い人が「ワインをほとんど消費しない」という調査結果もあるそうです(本当!?)。

日本でもここ数年、日本酒の消費量が減り続けていると聞きました。
また、その最も大きな原因が、若者の日本酒(アルコール)離れにあるのだとか。

今日日、フランスの若者にとってのワインも、また、日本の若者にとっての日本酒も、ちょっと古臭い(カッコ悪い)イメージなのかも知れません。
それとも、ワインや日本酒を飲むたびに語られる、小難しい話やウンチクが嫌なのかな…。
それ以上に、現代の若者はのんびりお酒なんか飲んでいるよりも、他にしたいこと、しなければならないことに囲まれて、忙しいのかも知れませんね。

自宅に戻り、グラスにワインを注ぎながら、20年後、30年後には、フランスワインや日本酒はどんなふうになっているのかな…なんて、考えさせられる夜になりました。