フランスの食材 バスク地方 エスペレット(Espelette)の唐辛子

367 食いしん坊万歳! 唐辛子

フランスには、原産地統制呼称(AOC:Appellation d'Origine Controlee)を取得している、エスペレットの唐辛子(piment d'Espelette)と呼ばれる食材があります。

エスペレットの唐辛子はバスク料理にはもちろん、フランス中の料理人たちに好んで使われているスパイスなのだとか。

私が初めてエスペレットの唐辛子を知ったのは、友人のジュリエットさんがサラダに和えるドレッシングに、この唐辛子の粉を入れているのを見た時でした。

「バスク地方の唐辛子は有名なんだよ。そんなに辛くはないけど、とても香りがいいの」

なお、今回の旅でエスペレット(Espelette)の村を訪ねる予定はなかったのですが、偶然にも、年に1度の唐辛子祭りが行われていると聞き、立ち寄ってみることにしました。

そして、村の唐辛子屋さんでバスク地方のチーズ(Fromage de brebisという羊のチーズ)に、唐辛子のジュレ(gelee:ゼリー状の甘いジャム)を乗せたものを試食させてもらった時には、ちょっと感動してしまいました。
ほのかな甘さと、ピリッとした刺激がチーズに合うこと!

また、地元で作られたフォアグラにも、この唐辛子のジュレの甘さがよく合っていました。

さらに、バスク料理のレストランで食前酒にいただいた唐辛子のお酒は、タバスコにも似た香りがたまらなく良かったです(赤ワインの香りよりも好きかも…)。

このエスペレットの唐辛子、お魚料理やお肉料理、トマトやピーマンを使った煮込み料理などには、とても良いスパイスになりそう。
マイルドな辛さが欲しい時など、これからの料理に是非取り入れたい調味料です。