フランスの銀行 驚きの業務処理

356 ただいま、管の中

先日、取引先から送られてきた小切手を持って銀行に行き、それを当店の銀行口座に入金してくれるように手続きをした時のこと。

翌日に、自宅のパソコンからインターネット バンキングで口座の残高を確認しましたが、まだ入金されてはいませんでした…。

以前、銀行の担当者から…

「インターネット バンキングの画面に表示される情報は、前日までの取引がその翌日に反映される」

…と伺ったことがあったので、きっと昨日の取引はまだ反映されてはいないのだろうと思っていました。

ところが、その翌日になっても、そのまた翌日になっても入金されず、実際に入金されたのは4日後でした。

また、別の日、払い過ぎた税金をフランスの税務署から返してもらう時のこと…

「月曜日に振り込んだので、今週中には入金されると思います…」

…との連絡を受けました。

「えっ? 月曜日に手続きをしたのに、振り込まれるのは今週中?」

…と耳を疑いましたが、その通り、実際にお金が振り込まれたのは、その週の木曜日でした。

日本なら、ほとんど瞬時に入出金が行われるけれど、ここフランスでは、これが普通なのだとか…。

これは、フランス人の仕事が遅いからではなく(本当のところは分からないけれど…)、この数日間に銀行がそれらのお金を運用し、稼いでいるからというお話も…(フランスの金融機関にお勤めの方、実のところはいかがなのでしょうか?)。

当店のような小さな商売や、普通に生活している人々のお金の動きはそれぞれ小額でも、これらたくさんの取引を寄せ集めれば、1日に相当な金額を運用することができるのでしょう。
しかもそれが、毎日のことですから。

さらに、以前、日本の銀行からフランスの銀行にお金を送金した時にも、一週間が過ぎても入金されないことがありました。

その際、日本の銀行に電話をかけたら…

「ご依頼のあったその日のうちに処理しております」

…との説明が。
一方、フランスの銀行に電話をかけたら、英語で…

「in the pipe!」

…とのお返事が。
直訳したら「管の中!」という意味です。

コラコラ、「管の中」って、日本からフランスまで長~い管を敷いて、その中にお金を通しているんですか?
途中、ロシアあたりで詰まったら、どうするんですか!?