フランスの大統領選挙について

311 女性大統領、誕生なるか?

フランスでは、この春に大統領選挙が行われます。

フランスには大統領もいれば、首相もいます。
日本には大統領というポストがないので分かりにくいかも知れませんが、任期も長く(今までは7年間、2002年から5年間)、国民の生活への影響力も大きいようです。

その証拠に、日常会話の中にも「○○大統領の時代に××が△△になった…」という話が自然に出てきますし、また、シャルル ド ゴール空港やポンピドー センターなど、歴代大統領の名前にちなんだ建物も身近な存在になっています。

フランスの政治事情はあまりよく分からない私ですが、今回の選挙の報道は、毎日のように耳に、目に飛び込んできます。

というのも、史上初めて女性が大統領になるかもしれないからです。
候補者の1人、セゴレーヌ ロワイヤル(Segolene ROYAL)さんは、4人の子供を育てたお母さん。
ロワイヤルという名前も素敵!

しかし、先日、ロワイヤル候補が発表した公約に「最低賃金を月額1,500ユーロ(約23万円)に引き上げる」というものがありました。
現在の最低賃金が1254.31ユーロ(約19万2千円)ですから、4万円近くもお給料が上がることになるわけです!

今は史上最高を記録するほどの円安ユーロ高ですし、また、フランスでは週35時間労働が浸透していますから、週40時間労働が基本の日本とは単純に比べることはできませんが、それでも日本の賃金水準よりも高いように感じます。

この公約、サラリーマンにとっては非常に魅力的なものですが、もしこれが実現してしまうと、会社の経営者にとってはとても厳しいものになるはずです。

これでは人を雇うことがますます難しくなり、失業率も良くならないのではないでしょうか…。

大統領は日本の総理大臣とは違って、国民による直接選挙で選出されるそうですから、票集めのための公約(?)も必要なのかな…と思ってしまいました。

運命の日(?)は、06月17日(日)です。