フランス パリでお茶をいただく時

234 お茶はいかがですか?

パリの取引先にお邪魔して、打ち合わせを行う時のこと。
挨拶を済ませて席に付くと…

「お飲み物はいかがですか?」

…と勧められることがあります。

そして…

「はい、いただきます」

…と答えると、僕の分だけが用意され、飲み物を勧めてくださった当の本人や、他の方々の分は用意されないことが多いのです。

日本なら、その場に同席する人たち全員のお茶が用意されるところですが、フランスでは、僕の分のお茶1つ…。
さすがにもう慣れましたが、初めての頃は、どんなタイミングで口を付けて良いのやら戸惑ってしまいました。

また、「日本とは違うな~」と思うことに、勧められる飲み物の種類があります。
日本ではコーヒーか日本茶が出されることが多いと思いますが、フランスでは、その他にお水(ミネラル ウォーター)が選択肢の1つとして加えられることが多いのです。
やはりフランスでは、「お水はお金を出して買うもの」、それ故に、コーヒーや紅茶と同じくらいの価値はあるという考え方なのかも知れません。

また先日、ある取引先で緑茶を勧められた時のこと。
僕の目の前に置かれたのは、日本のご飯茶碗と思しき器に、なみなみと注がれた緑茶…。

フランスは、日本のどんぶりほどもある大きな器(ボウル:bol)でカフェ オ レを飲むお国柄なので、緑茶もそれくらい大きな器に入れて飲んでも、不思議ではないのかも知れません。