フランスの有名な食べ物 春の味編

233 春の味

ゴールデンウィークは、いかがお過ごしでしたか?
故郷にお帰りになった方も多いことと思います。
そして、故郷での楽しみと言えば、やはりその地方独特の春の味ではないでしょうか。

僕は雪国越後(新潟県)の生まれ。
故郷の春の味と言えば、やはり採れたての山菜です。
しかし、ここはパリ…。
庭先にふきのとうが顔を出すわけでも、わらびやぜんまいが生えるわけでもありません。

でも、そんなパリにも春の味があるのです。

その1つは、白アスパラガス。

日本で食べた白アスパラガスと言えば、缶や瓶に入ったフニャリ~としたものが多かったように思いますが、ここで言う白アスパラガスは生のもの。
マルシェ(朝市)に並んだ生の白アスパラガスを買ってきて、皮を剥き、蒸してアツアツのうちにいただくその味は、茹でたての甘~いトウモロコシのよう。
もう、本当に美味しいのです!

そしてもう1つの春の味。それは干し鱈(たら)。

時間をかけてゆっくりと水に戻し、白アスパラガスなどの春の野菜と一緒に蒸して、自家製のアイオリソース(ニンニクソース)をかけていただきます。
これがもう、本当に美味しくて!
よく冷えた白ワインがあれば、他に言うことはありません!

本当は、白アスパラガスと干し鱈と白ワインを実際に楽しみながらこの文章を書くことが出来れば、もっともっとその美味しさをお伝えすることが出来るのかも知れませんが…、いや、やっぱり無理だ。
実際に食べていたら、文章を書くことなんてすっかり忘れてしまうでしょう。
美味しいものを目の前にすると、写真1枚撮ることだって忘れてしまう僕ですから…。