フランス人女性の敬称を上手に使い分けるには?

230 えっ! どっち?(その1)

パリに来て2年。
日常生活の中でさまざまな人と出会うたびに、照れくさく思うことがあります。

それは、僕の名前の前にムッシュ(Monsieur:男性に対する敬称、~氏、~様の意味)を付けてくださること。
英語圏の国でミスター(Mister)を付けられてもあまり違和感はないのですが、なぜか、ムッシュなんて言われると、どこかこそばゆい、照れくさい気がします。

ところで、フランス語の敬称と言えば、いつも戸惑うことが1つ…。

それは、女性に対する敬称の付け方。
一般に、既婚の女性に対して用いるマダム(madame)と、未婚の女性に対して用いるマドモアゼル(mademoiselle)の使い方です。
女性と挨拶をする時、相手が既婚か未婚かは分からないので、感覚的に(見た目で!)使い分けることになります。

しかし、ここでマドモアゼルなんて言ったら…

「何っ! 私のことを子供扱いしているの?」

…なんて思われてしまうかも知れないし、反対にマダムなんて言ったら…

「えっ? 私って、そんなにふけて見えるかしら…」

…と思わせてしまうかなと、頭の中がグルグルしてしまいます…。

また、街中のカフェで、近くのテーブルに座った女性のお客さんに、店員さんがマダムとマドモアゼルを使い分けている様子を見ていると、僕だったらマダムと呼んでしまいそうな女性にもマドモアゼルを使うことがあり、「えっ! この人にマドモアゼルを使うの?」と、キョトンとしてしまうことも…(失礼!)。

いずれにしても、女性には嫌われたくない僕。
もっともっと、この感覚に磨きをかけねば…。
ところであなたは、マダムとマドモアゼル、どちらで呼ばれたいですか?