フランスのアパルトマンの階の数え方

212 なるほど、敷石ですか…

フランスに住んでいて、なかなか馴染めないことの1つに、建物の階の数え方があります。

日本なら1階は1階、2階は2階と呼びますが、フランスでは日本でいう1階のことをレ ド ショセ(rez de chaussee)、そして2階のことを1階、3階のことを2階…というように呼びます。
そのため、友達のアパルトマンを訪ねる時には、事前に教えてもらった部屋の階に注意しながらアパルトマンの階段を登らなければなりません。
日本人の私にとっては、うっかりしていると、1つ下の階の部屋のドアをノックしてしまうことになるからです。

反対に、私達の部屋を訪ねてくださる人に階を伝える時にも注意が必要です。
フランス人の方には「2階です」と伝えればよいのですが、日本人の方には「フランス式でいう2階、日本式でいう3階です」と伝えるようにしています。

ところで、フランス語の1階にあたるrez de chausseeという言葉、rez deには~と水平に…という意味が、またchausseeには敷石で舗装した道路という意味があるそうです。
ゆえにrez de chausseeとは、道路と水平な(同じ高さの)階という意味なのですね。
それにしても、敷石で舗装した…というあたりが、いかにもフランスらしいです!

また、このrez de chaussee、一般的にはRCと略されて表記されていまです。
皆さまがパリにいらした時、ホテルのエレベーターやデパートの案内板などで、RCの文字を目にすることがあると思います。
初めてパリに来てホテルに泊まり、部屋のある階からロビーのある階にエレベーターで下りる時、1と書かれたボタンを押したはずなのに、エレベーターのドアが開いたらそこにロビーがなかった…というご経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

僕なんか今だに、RCと1のボタンを押し間違えそうになりますから…。